カルディで見つけた果物風味のお菓子3種類を、まとめて食べ比べてみました。カスタードケーキ・求肥のおもち・揚げ菓子と、タイプの異なる3品です。
結論から言うと、この3つは「果物の風味」という共通点はあるものの、味の方向性も食感もまったく別物でした。まずは比較表からご覧ください。そのうえで、「どれを選べばいいか」を目的別に整理していきますね。
まずは3種を一覧で比較
| 項目 | いのち シャインマスカット | もへじ レモン大福 | もへじ パイナップルかりんとう |
| ジャンル | 洋菓子(カスタードケーキ) | 和菓子(求肥もち) | 和菓子(揚げかりんとう) |
| 価格 | 158円(税込) | 298円(税込) | 248円(税込) |
| 内容量 | 1個 | 1個 | 75g |
| カロリー | 1個約150kcal | 208kcal(1個) | 433kcal(1袋) |
| 果物の主張 | 香りは強・味は控えめ | 酸味が強い | 味がしっかり濃い |
| 食感 | ふわふわ+とろり+ぷるん | やわらかい求肥 | しっとり(サクサクではない) |
| 甘さ(5段階) | ★★★★☆(4) | ★★★☆☆(3) | ★★★★☆(4) |
| 販売状況 | 数量・季節限定(執筆時点でオンライン在庫なし) | 店舗のみ(オンライン取り扱い終了) | 数量・季節限定 |
▶ いのち シャインマスカットをカルディ公式オンラインストアで見る
▶ パイナップルかりんとうをカルディ公式オンラインストアで見る
※レモン大福は執筆時点でオンラインストアの取り扱いが終了しており、商品ページが見られない状態でした。店頭でお探しください。
3品とも「果物の名前がついたお菓子」ですが、果物がどう効いているかは三者三様でした。

目的別|あなたはどれを選ぶ?
「失敗したくない」なら、いのち シャインマスカット
3つのなかで、いちばん万人受けするのはこれでした。
ふわふわのスポンジ生地、なめらかな白いカスタード、中心のシャインマスカットゼリー。三つの食感が順番に来て、口の中でひとつにまとまります。マスカットは香りづけ程度に抑えられているので、果物の風味が苦手な人でも食べやすいはずです。
面白いのは、袋を開けた瞬間だけ香りがとても強いこと。本物のフルーツのような香りが立ちのぼるので「マスカット全開の味かな」と身構えるのですが、食べるとぐっと穏やか。このギャップも含めて楽しい一個でした。
しかも158円と、3つのなかでいちばん安い。コスパの面でも優秀です。
「果物の味をがっつり」なら、パイナップルかりんとう
果物の味の濃さでは、これが断然トップでした。
パイナップル濃縮果汁を使っているので、一口でしっかり「パイナップルのお菓子だ」とわかります。人工的な甘さではなく、フルーツそのものの甘酸っぱさに近い方向です。
ただし、食感には注意が必要です。カルディ公式の商品説明には「カリッとした食感」とありますが、実際に食べてみるとしっとり系でした。つまむと少し指に蜜がつくくらい、蜜がたっぷりからんでいます。「さくっ」ではなく、もぐもぐ噛み進めるタイプです。
このしっとり感が、逆にパイナップルのジューシーさを引き立てているのだと思います。かりんとうの歯ごたえ目当てではなく、パイナップルの味目当てで選ぶのが正解です。
「酸味のある和菓子」を探しているなら、レモン大福
正直にお伝えすると、3つのなかで私がいちばん戸惑ったのがこれでした。
理由は2つあります。ひとつは、餡の酸味が想像よりずっと強かったこと。甘酸っぱいというより、酸味が先に来ます。もうひとつは、おもちの部分がもち米をついた皮ではなく求肥に近い作りで、大福特有の弾力がなかったことです。名前から想像する「大福」とは、食感が別物でした。
さらに、餡に入っているレモンピールの塊が、やわらかい求肥と餡の中で目立ってしまい、噛むたびに気になりました。
ただ、これは完全に私の好みの話です。はっきりした酸味と、やわらかい求肥という組み合わせが好きな方には、むしろ魅力になるはずです。「もち米の大福ではない」と知って食べれば、印象はかなり変わると思います。
甘さで選ぶなら
甘さの満足感を求めるなら、いのち シャインマスカットかパイナップルかりんとうです。どちらも5段階で4。ただし性質は違います。
- いのち シャインマスカット:甘いけれど軽い。ゼリーが後味をリセットしてくれるので、1個ぺろりといけます
- パイナップルかりんとう:甘さと酸味の両方が強い。後を引くタイプの甘さです
レモン大福は5段階で3。白餡の甘さはあるものの、酸味が勝つので「甘いものを食べた」という満足感は控えめでした。
合わせたいものは?
3品それぞれ、合わせたいものが違いました。
| お菓子 | 合わせたいもの | 理由 |
| いのち シャインマスカット | アイスティー・アイスコーヒー | 無糖の飲み物のほうがカスタードの甘さが引き立つ |
| レモン大福 | 炭酸ジュース・冷たい緑茶 | 酸味に振り切るか、渋みで受け止めるか |
| パイナップルかりんとう | 飲むヨーグルト・ヨーグルト | 酸味に乳っぽさを重ねてパイナップルヨーグルト風に |
3種を食べ比べてわかったこと
同じ「果物風味」でも、果物の役割がまったく違うのが面白いところでした。
いのち シャインマスカットは、果物が香りの担当。レモン大福は、果物が酸味の担当。パイナップルかりんとうは、果物が味そのものの担当です。
だからこそ、選ぶときは「果物にどんな働きを期待するか」で決めるのがいちばん確実です。爽やかな香りを楽しみたいのか、酸っぱさでさっぱりしたいのか、フルーツの味をがっつり感じたいのか。ここがはっきりしていれば、目的に合った1つを選べるはずです。
私自身の順位をつけるなら、1位はいのち シャインマスカット、2位はパイナップルかりんとう、3位はレモン大福でした。ただしこれはあくまで、甘いものが好きで、フルーツの強い酸味が少し苦手な私の基準です。酸っぱいお菓子が好きな方なら、順位はきっと入れ替わると思います。
それぞれの詳しいレビューはこちら
▶ 【カルディ】いのち シャインマスカットをレビュー|開けた瞬間の香りは強烈、でも味は優しいバランス型
